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軽貨物ドライバーが経費にできるもの一覧|家事按分・レシート管理まで徹底解説【2026年版】

軽貨物ドライバーが経費にできるもの・できないものを一覧で解説。ガソリン代・車検・保険・スマホ代などの具体例から、家事按分の考え方、レシート・領収書の管理方法まで、確定申告に役立つ知識をまとめます。

公開 2026年6月29日 更新 2026年6月29日11
軽貨物ドライバーが経費にできるもの一覧|家事按分・レシート管理まで徹底解説【2026年版】

軽貨物ドライバーとして個人事業主になると、利益を正しく計算するために「経費」の知識が欠かせません。

  • ガソリン代は経費になる?
  • 車検代は?
  • スマホ代は全部経費にしていい?
  • 家賃も経費になる?

このような疑問を持つ方は少なくありません。

経費を正しく計上することで、所得税や住民税などの負担を適切に抑えることができます。一方で、本来経費にならないものを計上すると、税務調査などで指摘を受ける可能性もあります。

この記事では、軽貨物ドライバーが経費にできるもの・できないもの、家事按分の考え方、レシート管理のポイントまで詳しく解説します。確定申告全体の流れは軽貨物ドライバーの確定申告完全ガイドをご覧ください。

経費とは?

経費とは、売上を得るために必要となった支出のことです。軽貨物ドライバーの場合、

  • 配送を行うため
  • 車両を維持するため
  • 仕事を受けるため

に必要な支出は、原則として経費になります。

所得は「売上 − 必要経費」で計算されるため、経費を正しく計上することが節税にもつながります。

軽貨物ドライバーが経費にできるもの一覧

ガソリン代

もっとも代表的な経費です。配送や業務で使用したガソリン代は経費になります。プライベートでも使用する場合は、事業で使用した割合のみを経費として計上します。

高速道路料金

配送中に利用した高速道路料金も経費です。ETC利用明細も保存しておきましょう。

駐車場代

業務中に利用したコインパーキングや月極駐車場料金も経費になります。自宅駐車場については家事按分が必要になる場合があります。

車両代

軽バンを購入した場合は、一括で経費になるわけではありません。通常は減価償却によって複数年に分けて経費計上します。リース契約の場合は、毎月のリース料を経費として計上できるケースがあります。

車検・整備費用

仕事で使用する車両の車検・法定点検・修理・オイル交換・バッテリー交換・ブレーキ整備などは経費になります。

タイヤ・消耗品

タイヤ交換・ワイパー・ウォッシャー液・エンジンオイル・エレメントなども必要経費です。

任意保険・貨物保険

事業用車両にかかる任意保険・貨物保険・車両保険なども経費になります。

軽自動車税・自動車重量税

事業用車両に関する税金も経費として処理できます。

スマートフォン代

配送アプリや地図アプリなど、業務で使用しているスマートフォン代は経費になります。ただし、私用でも利用している場合は家事按分が必要です。

通信費

モバイルWi-Fi・タブレット通信費・インターネット料金なども、事業利用分は経費になります。

作業着・安全用品

作業着・安全靴・手袋・レインウェア・ヘルメットなど、仕事で使用するものは経費です。

荷締めベルト・台車など

配送に必要な台車・荷締めベルト・コンテナ・ラッシングベルトなども経費になります。

会計ソフト利用料

freeeやマネーフォワードなどのクラウド会計ソフト利用料も必要経費です。確定申告の効率化にもつながります。

振込手数料

荷主からの振込手数料や銀行手数料なども経費になります。

家事按分とは?

個人事業主の場合、仕事とプライベートで共通して使う支出があります。この場合は「家事按分」を行います。例えば、

  • スマートフォン
  • 自宅インターネット
  • 家賃
  • 電気代

などです。仕事で使用した割合だけを経費として計上します。

家事按分の具体例

スマートフォン:月額1万円で、仕事70%・プライベート30%の場合、経費は7,000円となります。

自宅家賃:自宅の一室を事務所として利用している場合は、面積や使用時間など合理的な基準で按分します。例えば、家の20%を事務所として利用しているなら、家賃の20%を経費として計上するケースがあります。

インターネット:配送アプリや帳簿管理など事業でも利用する場合、利用割合に応じて按分します。

経費にならないもの

次のような支出は、原則として経費にはできません。

  • 家族との食事
  • 私服
  • プライベート旅行
  • 個人的な買い物
  • 家族の生活費

事業との関係が明確でないものは経費にできません。

レシート・領収書は保管しておこう

経費として計上するためには、レシートや領収書などの証憑を保管しておくことが重要です。近年は、スマートフォン撮影や会計ソフトへの自動取込などにも対応しています。紙のまま放置するよりも、早めにデータ化して管理すると効率的です。

会計ソフトを利用すると経費管理が楽になる

軽貨物ドライバーの多くは、クラウド会計ソフトを利用しています。レシート撮影・銀行口座連携・クレジットカード連携・自動仕訳などの機能があり、帳簿作成の負担を大幅に減らせます。確定申告もスムーズに進められるため、これから開業する方にもおすすめです。

詳しくは軽貨物ドライバーにおすすめの会計ソフトをご覧ください。

経費ばかり増やすのは危険

「経費にすれば税金が安くなる」と考えて、不必要な支出を増やすのはおすすめできません。経費はあくまで現金が出ていく支出です。

例えば、車両の買い替えや高額な設備投資を行えば、一時的に節税になる場合があります。しかし、手元資金が減ってしまい、車検・修理・保険更新・納税のタイミングで資金不足になるケースもあります。

節税だけでなく、資金繰りも意識しながら経営することが重要です。手元資金に不安がある方は、軽貨物ドライバー・運送会社の資金繰り完全ガイドも参考にしてください。

まとめ

軽貨物ドライバーは、ガソリン代や車両維持費だけでなく、通信費や保険料、会計ソフト利用料など、さまざまな支出を経費として計上できます。ただし、

  • 事業に必要な支出であること
  • 家事按分が必要なものは適切に計算すること
  • 領収書やレシートを保管すること

が重要です。日頃から経費を正しく管理しておくことで、確定申告がスムーズになるだけでなく、事業の利益や資金繰りも把握しやすくなります。

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よくある質問

Q. コンビニで買った飲み物は経費になりますか?

A. 業務中の飲み物であっても、一般的には個人的な飲食費と判断されるケースがあります。取引先との打ち合わせなど、事業との関連性が明確な場合を除き、慎重に判断しましょう。

Q. ガソリン代はすべて経費になりますか?

A. 仕事で使用した分のみ経費になります。プライベート利用がある場合は家事按分が必要です。

Q. ETC利用明細は必要ですか?

A. 保存しておくことをおすすめします。高速料金を経費として計上する根拠になります。

Q. 領収書がなくても経費になりますか?

A. ケースによっては認められる場合もありますが、基本的には領収書やレシートを保管しておくことが望ましいです。

Q. 家賃は経費になりますか?

A. 事務所として使用している部分がある場合は、合理的な方法で家事按分を行い、その割合を経費として計上できます。

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